朝霧に包まれながら、列車は早朝の釧路に到着。次に乗る列車の発車時間までかなり間隔があり、することが無いので漁港に行ったり駅の本屋で暇をつぶしたりしました。
日差しが強くなってきた頃、釧路湿原号が駅ホームに入線してきました。
反対側は普通のディーゼルカーで、折り返しの時はこちらから運転します。
車内の様子です。木のベンチのようなものが座席です。
列車は多くの観光客を乗せ出発。湿原の向こうに水門が見えました。
列車は釧路湿原駅に停車。観光主要駅なだけあって、利用者の乗降が激しかったです。
次に細岡駅に停車。この後も列車は緑深い湿原の中を走行。
トロッコ列車の為、走行中の列車を窓から見ることができます。
列車は穏やかな流れの釧路川沿いを走行。カヌーを楽しんでいる方がいました。
そして終着の塘路駅に到着。列車の折り返しまで多少時間があります。
駅舎の中はこの様な感じになっています。ですが観光客などで混雑しており、外へ出ました。
塘路駅の駅舎はこんな感じです。いかにも観光用って雰囲気で良いです。
駅前にはエゾシカが柵の中に居ましたが、発車時間が迫っているのでホームへ。
列車はまた湿原を通って釧路へと折り返していきます。
釧路湿原号を降りた後、普通列車で最東端の町・根室を目指し出発。
出発してしばらくすると湿原と湖(海?)が見えてきました。
その後は北海道らしい地平線がずっと広がる車窓を眺めながら列車は走行。
所々牧場(ただの草原?)もありました。本州とは広さの規模が違いますね。
再び地平線が広がる風景の中を走行。こちらの牧場では牛の姿を確認できました。
東根室ホームから、先ほどまで乗車してきた釧路方面を見た様子です。
こちらは終点で元最東端の駅・根室駅がある方面を見た様子です。
駅ホームの階段を下りると、この様なモニュメントがありました。今回の旅で日本の東西南北の最も果てにある駅全てを制覇!その達成感に浸りながら、この辺からバスで根室駅まで行きました。
根室駅に到着。東根室駅のスタンプや入場券はここで売っています。もちろん土産に購入。ここからはバスで、本土(日本?)最東端の地・納沙布岬へ向かいます。
納沙布岬のバス停に到着。降りてすぐにこの様なものがすぐ近くにありました。
こちらは北方領土返還を願って、全国の石を集めた所。三重県の石はこんなものでした。
納沙布岬にあるものは、北方領土返還に関するモニュメントばかりで、肝心の最東端に関するモニュメントはこれだけ。あくまで本土最東端となっています。じゃあ日本最東端はどこなんだ~?
岬の奥には納沙布岬灯台があったので、そこにもいってみました。
灯台の裏からは北方領土を見渡せるようになってますが、灯台の「ブォオオ~~~~!!」という音が大きくてやかましい・・・。なおこの日は貝殻島の灯台が見えました。
灯台の裏の海岸には難破船の残骸がありました。波が激しいです。
この後は灯台近くの食堂で、夕飯をとりました。もちろん北海道に来たんだからイクラ丼。
夕食を食べた後は土産屋で色々買い物をし、バス停に行きました。すると夫婦の方もバスを待っていたのですが、何とこれまた三重県の人でした。こんな日本の果てで同じ県の人と会えるのは驚きでした。
うえ写真の様に濃霧の根室から普通列車で釧路まで行き、まりもで札幌へ向かいました。